わたしのおすすめ

おすすめします。

☆17_『サウスポイント』よしもとばなな

(☆にしてるけど貸すことはできます!) 初めてここで紹介するばななさんの本を、 すごく悩んでたんだけど、 流れでどどっとまた読んでしまったから しょうがない、 『サウスポイント』を紹介します。この話は『ハチ公の最後の恋人』という作品の 後日談となっ…

●16_『いきたくないのに出かけていく』角田光代

SWITCHで連載していた角田光代さんのエッセイ。 『大好きな町に用がある』の続き。角田さんの旅エッセイはけっこう好きで、 ちょこちょこ読む。 この前たまったまマツコが表紙のけっこう昔の SWITCHを手に取ったとき、 角田さんのエッセイを見て、 それがす…

●15_『銀河で一番静かな革命』マヒトゥ・ザ・ピーポー

正直、著者名から「うわっこういう系か」感を 感じた人? しかも、 内容が「あと数日で世界が終わる地球での話」。 私もうっへーと思いつつ、 装丁がなぜか不思議としっくりきたのと、 ばななさんがお勧めしてるしな~ と思って読んでみました。すごかった、…

☆14_『天気の子』新海誠

うまくおすすめはできないのですが、そしてこういう書き方は初めてしますが、ぜひ映画館に足を運んで見てください、お願いします。今日見てきました、そして帰りに本も買いました。もはやこの人たちが他人じゃなくなっているなんて思いもしなかった。 いい映…

☆13_『海の幽霊』米津玄師

初、本じゃないものが入ってきました。笑 今日『海獣の子供』という映画を見てきた。 すごくよかったが、でも結局主題歌のこのMVにすべて入ってると思う。 下記、是非みてみてください。https://youtu.be/1s84rIhPuhkまず、曲について。 米津玄師さんは基本…

●12_『スプートニクの恋人』村上春樹

村上春樹さんの本を読むのは2.75回目くらい。 (ノルウェイの森と、1Q84book1前編、あとはじめての村上春樹、みたいなアンソロジー) それで、今回いろいろ気づいたことがあった。スプートニクの恋人は、1999年の作品。 語り手は一貫して「僕」だが、主人公は…

●11_『ねこのおうち』柳美里

ねことそのおうちの小説で、 ニーコのおうち スワンのおうち アルミとサンタのおうち ゲンゴロウとラテとニーコのおうち という章立てになってます。 全部の章がゆるやかにつながってます。 私はねこが特別に好きではない、どちらかというといぬ派だし。 で…

●10_『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ

この本を読みながら、胸がいっぱいになって胸元に抱く、という行為を繰り返してしまった。 センチメンタルではまったくないのに、こんなに愛おしくなるというのはどういうことなんだろう。この本は、アイルランドの男性と結婚し英国に住む著者が、息子が中学…

●09_『人生をいじくりまわしてはいけない』水木しげる

水木しげるさんの、様々なところでのインタビューやエッセイを集めた本。 それぞれ個別で書いているのだが、どれも水木さん自身の人生で起こったことについてなので、読んでいくと水木さんの実体みたいなものが浮かび上がってくる。私実は(おそらく中高でそ…

●08_『あるかしら書店』ヨシタケシンスケ

ヨシタケシンスケさんという すごい絵本作家がいるらしい、 っていまの職場に入って知った。 ここ最近の絵本界で圧倒的に人気だと思うけど、 私たちの世代はなかなか知らないかも。 でも、ほんと大人が読んではっとする ユーモアのセンスの持ち主で、新しい…

●07_『僕が夫に出会うまで』七崎良輔

この春、文春オンラインで掲載されていたコラムが書籍化したもの。(一部がまだ掲載されており読める→https://bunshun.jp/category/boku-ga-otto-ni-deaumade) ゲイである著者が現在の夫と出会うまでの半生が綴られている。大前提として、コラムとしてとても…

●06_『「国語」から旅立って』温又柔

本の装丁(デザインのことです)が、 めっちゃ台湾!な感じだったので思わず買い。 この色のトーンとフォントと、かもしだす雰囲気が めちゃ台北に最近ありそう。内容としては、台湾の人で、 2歳から日本で育った温さんが、 「国語」について感じてきたこと…

☆05_『幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう?』幡野広志

私はひとのやさしさがすきだし、 そういうものがふわっと誰かを包む瞬間が好きだ。 私自身が、エクスペクトパトローナムに 助けてもらったと思っている。でも、それって湿度や志や風通しを間違えると 嫌な後味の残る添加物でしかない。 畑と一緒、庭と一緒な…

●04_『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』幡野広志

さっぱりした。 たんたんと生きるってこういうこと。幡野さんはがんにかかっていて、 余命3年から1年ほど経過しあと2年。 死ぬまでに、 息子が大きくなったとき読んでほしいことを 自費出版しようと思っていたものが、 こうして本になった。でも、はっするも…

●03_『待ち遠しい』柴崎友香

ひょんなことから縁する、3人の女性の生きた様をそれぞれ描いた話。 主人公と、大家さんになった女性、その甥のお嫁さんの3人。心の綾を淡々と丁寧に書いており、最後もすっと無理やり何かを残すことなく消えていくようなお話。 それも主人公の女性の性質を…

●02_『戦争とおはぎとグリーンピース』西日本新聞社:編

これは、戦争の後9~17年に、新聞に掲載された読者投稿欄をまとめた本。 西日本新聞に、『紅皿』という女性のための読者投稿欄があって、それに当時の女性はこぞって筆をふるったようだ。戦争に特化した本、というわけではなくて、戦後当時の人たちの生きた…

●01_『結婚への道 迷宮編』岡村靖幸

ミュージシャンの岡村靖幸さんが、 自分も結婚してみたい、 じゃあ結婚とは何なのかについて、 2冊あわせて70人もの人にインタビューするという本。 そのシリーズの2冊目。断っておくが、そしてほとんどの人は知ってるが、 私は作家の吉本ばななさんがすごく…

よろしく、おすすめしていきます。

このブログはわたしがわたしの知り合いに直接教えていくので、読む人はみんなわたしの知り合い。わたしは仕事柄、本をよく読むし、読み終わった本が余っているのですが、そしておすすめしたかったり気軽にあげたかったりするんだけど、 みんなが別にほしくも…